医療関係者の方へ

当施設は、従前は療養病院に入院されていたような、継続して医療が必要な方でも安心して過ごしていただけるよう「癒やす」「病気の早期発見」の機能を強化した「医療強化型老人ホーム」になっております。

医療強化型老人ホームとは

私たちの提唱する「医療強化型老人ホーム」

  • 1看護師が日中常駐しており、毎日の健康管理がしっかりしている
  • 2入居者様が急性増悪した場合は、迅速に救急搬送するなど24時間体制で対応できる
  • 3経管栄養など一般の施設では難しい看護対応ができる
  • 4平日毎日、医師が訪問し、気になる入居者様の容態をチェックしている
  • 5「まいにち安診ネット」等により、医療と介護の情報共有がなされている

筑紫南ヶ丘病院との連携について

当介護施設は「医療法人芙蓉会」の一事業所として、建物が直結しているだけでなく、医局や看護部など運営も一体化して行っている数少ない組織です。その結果、24時間対応の救急搬送、平日毎日の訪問診療、カンファレンスなど本院との組織ぐるみの密接な連携が図れています。

急性増悪時には、軽度救急ならば、地域唯一の在宅療養後方支援病院として24時間救急受け入れ体制を持つ「筑紫南ヶ丘病院」へ搬送。それ以外の救急なら医師の判断により急性期病院に搬送いたします。疾患をお持ちの入居者様やご家族への安心感につながります。

筑紫南ヶ丘病院について

筑紫南ヶ丘病院は、地域包括ケア病棟を60床、地域唯一の在宅療養後方支援病院、24時間の救急患者の受け入れ、病床回転率が高いなど、「病院機能の分化」「急性期病院の軽度救急受け入れ拒否」などの病院改革に対し、既に病床機能の転換を終え、急性期後の「ポストアキュート」、在宅からの救急対応「サブアキュート」の両機能を充実させ、地域の医療と介護の連携を強化しています。「時々入院。ほとんど在宅」を目指し、「在宅復帰のための機能訓練室」や「リビングスペース」を増床、評価の高い「離床プロジェクト」など独自のサービスは厚生労働省も視察に来るなど、全国から注目を浴びています。

遠隔健康管理システム「まいにち安診ネット」について

当施設では2008年に独自開発した「まいにち安診ネット」により、全ての入居者様の毎日のバイタルサインの測定、問診・観察を行い、医師と情報共有しております。認知症や自覚症状の乏しい高齢患者様でも、テーラーメイドのバイタル異常検知(特許技術)により、早期発見・重症化予防をするのが特徴です。

その効果は、離床率や寝たきり期間の短縮につながっており、全国から取材や視察を受けております。

(社)日本遠隔医療介護センター(JTCC)について
JTCCは、遠隔医療や人工知能の様々な利用法、ヘルスデータの集積や分析の研究・発表のために、全国の病院・診療所・介護施設・医療関係者を会員として活動している協会です。長崎大学の医学統計学の本田純久教授に監修を受け、医学学会への発表に留まらず、厚労省などにエビデンスを提供し政策提言しています。南ヶ丘病院内に事務所が設置されております。
2008年 日本初のバイタル異常検知機能を持つ「まいにち安診ネット」を独自開発
2012年 メディカルケア二日市温泉にて運用試験開始
2015年 メディカルケア南ヶ丘にて運用開始 長崎大学との共同研究に 日本慢性期医療協会協会誌に掲載
2016年 経産省の「新連携(芙蓉DP 6000万円)」「サポイン事業(芙蓉開発・医療AI・1億円)」に認定。
2017年 日本遠隔医療学会演題発表
厚生労働科学研究に指定 厚労省「AI懇談会」に参考人招致

対応できる疾患について

下図のように一般の介護施設では難しい、脳梗塞後遺症、慢性心不全、パーキンソン病などの疾患をお持ちの重度要介護者を対象としております。要介護度が改善することがあるため、要介護度3未満になれば退去というルールまではありませんが、「介護付き」の認定を受けておりますので、要支援の方は入居できません。

平成29年4月1日現在

入居までの流れについて

(1)内覧、(2)お申し込み、(3)ご本人への面談、(4)入居審査、(5)契約、(6)入居。約2週間以内でご入居可。※満室の場合はお待ちいただきます。

コーディネートについて

「この入居者様にとって、どこが一番最適なのか?」という観点で、病院・施設・在宅医療の中から、提案することが可能です。

当法人が持つ医療・介護の役割。回復期医療の地域包括ケア病棟。慢性期医療の医療療養病棟。在宅医療の医療強化型老人ホーム、訪問看護。急性期後の医療

ご相談について

お客様目線から、医療・介護融合を目指し、病院・施設両方からお問い合わせできるようにしております。
地域連携室のソーシャルワーカー、もしくは施設の営業担当者にご相談ください。